| 外国為替の仕組みと知識 |
| 外為の仕組み ◆ 円資産で外為を売れる理由 ◆ 通貨の特徴 ◆ 相場制の種類 |
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円資産で外国為替を売れる理由
自分は円資産しかないのに、USD/JPY売りができるのはどうしてだろう?と思ったことがあると思います。為替先物取引では売買差益だけを決算時に適応するため、特に問題なく行えます。株の場合は、信用取引の口座を作る必要があります。ここでは、持っていない筈の、ドルを売りから入ることを考えて見ましょう。もし、1ドル=100円で、1万ドルを売ってポジションを構築した場合、2日後の決算日には、100万円貰えます。しかし、元々ない1万ドルですので、その決済を次の日に繰り越します。このように、ポジションを持っている間、決済日を永久に繰り越していきます。1ドル=99円になったので、持っていた1万ドルを買います。すると、持っていなかった1万ドルがあるので、先ほど売った1万ドルを補填するような形で決済されます。決済日で、適応される売買は、以下の2つです。@1万ドル売って、100万円を手に入れる。A1万ドル買って、99万支払う。1万ドルは、売った分と買った分で相殺されてしまいます。それで、残ったのは、+100万円と、−99万円です。この2つを計算して、手元には+1万円が残りました。口座には、残った1万円が振り込まれます。このように、為替は、売買差益を決済に用いるので、自分が持っていない南アフリカランド通貨でも売ることができるのです。USD/JPYのような円が絡んだ場合は、無いはずのドルを売って、後で買ってきて補填するという方法をしていました。それでは、EUR/USDのように、まったく円が関係ない相場の場合はどうなるのでしょうか?相場が、1ユーロ=1.1000ドルだったとします。ここでも、持ってない110ドルを売って、100ユーロを買います。もちろん110ドルは持っていないので、2日後の決済日は、110ドルが補填されるまでは永久に繰り越されます。1ユーロ=1.2000ドルになったので、買っておいた100ユーロを売って、120ドルを手に入れました。決済日には、以下の2つの取引が同時に決済されます。110ドルを売って、100ユーロを買う。100ユーロを売って、120ドルを買う。その結果、100ユーロの売買は相殺されるので、120−110=10ドル手元に残る計算です。この10ドルが、円と交換されて口座に振り込まれます。1ドル=100円だったら、1000円です。上の売買は、このようにも取れます。11,000円を売って、110ドルを買う。110ドルを売って、100ユーロを買う。100ユーロを売って、120ドルを買う。120ドルを売って、12,000円を買う。その結果、残ったのは1,000円です。このように、持っていない通過を売買するときでも、手持ちの円を交換して売買しているんです。日本円の価値が高くなれば「円高」。逆に、安くなれば「円安」とい言います。円安・円高になると、どんな影響があるのでしょうか?ここに、1個、1ドルのリンゴがあります。このリンゴを日本円で買うと、1ドル=100円の時は、100円です。しかし、1ドル=90円のときは、このリンゴは90円で買えます。まったくおんなじリンゴを10円安く買うことができます。1ドル=100円から、1ドル=90円に日本円の価値が上がったので、同じリンゴを安く買うことができたのです。これを「円高」といいます。為替相場が、1ドル=110円になってしまうと、さっきのリンゴは110円ないと買えません。1ドル=110円に円の価値が下がったので、リンゴは高くなってしまいました。これを「円安」といいます。こう見ると、安くリンゴが買える「円高」のほうが断然良いように思えます。しかし、ヘッドハンティングにも大きなデメリットがあります。円高の場合、日本の商品が高くなってしまうのです。その結果、日本の商品が売れにくくなります。梨をアメリカに輸出している農家がいます。1ドル=100円ならば、1個、100円の梨は1ドルで売れます。八百屋さんにおいても、アメリカ産の梨も1個1ドルなのでいい勝負です。しかし、1ドル=50円の超円高になると、1個100円の日本の梨は、なんと2ドルになってしまいます!もちろん、2ドルの梨より、1ドルの梨のほうが売れ行き上々、日本産の梨は売れ残ってしまいます。農家も、輸出量が増えずに在庫だらけになってしまいました・・・。では、1ドル=200円の超円安になったらどうでしょうか?日本の梨は0.5ドルで八百屋さんに並ぶので、売れて売れて仕方がないくらいです。輸出が追いつかず、売り切れで変えなかった人は、1ドルのアメリカ産の梨をしぶしぶ買って行きます。もちろん農家は、大きく儲かりました!かなり大雑把な例えですが、円高になると、日本の商品は海外で売れにくくなり、円安になると売れやすくなります。そのため、必ずしも円高が良いとは限らないのです。ただし、海外旅行に行くときは、円高になっていると、お小遣いがいっぱいになるのでうれしいですよね。 |
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